「うちの親、そろそろ危ないかも」——そう感じても、何をどう見ればいいのか分からないまま時間が過ぎていませんか。
転倒や認知機能の低下は、ある日突然ではなく、日常のささいな場面に先にサインが出ます。気づくポイントさえ知っていれば、家族でも早い段階で見つけられます。
この記事は、実家に帰ったときや電話で話すときに使える「気づきのチェックリスト」です。
この記事でわかること
- 歩き方・動作で見る5つのチェック項目
- 会話・生活で見る5つのチェック項目
- いくつ当てはまったら動くべきかの目安
歩き方・動作でわかる5つのサイン
まず見てほしいのは「歩く速さと足の上がり方」です。筋力よりも先に、脳と体の連携の変化がここに表れます。
- すり足になり、足の裏が床から離れにくい
- 横断歩道を青のうちに渡りきれないことがある
- 立ち上がるとき、必ず何かに手をつく
- 方向転換のとき、体が一度止まってから向きを変える
- 段差や敷居で、以前より足を引っかける
とくに「方向転換でいったん止まる」は、脳が情報をまとめ直すのに時間がかかっているサインだと言われています。
会話・生活でわかる5つのサイン
物忘れそのものより、「反応の間(ま)」に注目してください。
- 話しかけてから返事までの間が長くなった
- 「あれ」「それ」で済ませることが増えた
- 同じ話を短い間隔で繰り返す
- 料理の品数が減った、味付けが変わった
- 好きだった外出や趣味に行かなくなった
最後の「外出しなくなる」は見落とされがちですが、転倒への不安から自分で行動を減らしているケースも多く、そこからさらに機能が落ちる悪循環になりやすいポイントです。
いくつ当てはまったら動くべき?
目安は「合計3つ以上」、または「歩き方の項目に2つ以上」当てはまるかどうかです。
- 0〜2個——今のところ大きな心配は少なめ。年1回は同じ項目で見直しを
- 3〜5個——変化が始まっているサイン。今日からできるケアを生活に入れる時期
- 6個以上——かかりつけの医師や地域包括支援センターに相談を
大切なのは、点数そのものより「半年前と比べてどうか」という変化の向きです。同じ項目で定期的に見ることをおすすめします。
気になるサインがあったら、次に読んでほしい記事
チェックで気になる項目が見つかったら、次は「なぜそれが起きるのか」と「家庭で何ができるのか」を知る番です。
転倒が脚だけの問題ではない理由、物忘れと反応の遅れがつながっている仕組み、そして家族ができる3つの習慣を、こちらの記事でくわしくまとめています。
▶ くわしい解説はこちら
まとめ:見るポイントを決めておけば、早く気づける
- 歩き方は「すり足・方向転換の間」を見る
- 会話は「返事までの間」を見る
- 合計3つ以上で、家庭でのケアを始める時期
「年だから仕方ない」と流してしまう前に、決まったポイントで見てあげてください。早く気づけるほど、できることは多く残っています。
NeuroBalance VSツールは、スマホやタブレットで1日1分から始められる視覚刺激のセルフケアです。気になるサインがあった方は、家庭での習慣づくりの選択肢としてご検討ください。
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