「毎日ちゃんと歩いているのに、なんだか頭がスッキリしない」──そんな風に感じたことはありませんか?
実は、歩くこと自体よりも「歩きながら何かをする」ことが脳を鍛えるカギになります。ただの運動ではなく、脳と体を同時に使う「デュアルタスク」が神経機能を高めてくれるのです。
この記事でわかること
- なぜ「ただ歩く」だけでは脳に物足りないのか
- 今日から始められる3つの「ながら歩き」習慣
- 転倒予防にもつながる理由
なぜ「ただ歩く」だけでは物足りないのか
歩くことに慣れた脳は、実はあまり働いていません。歩行は繰り返しによって自動化された動作だからです。
いつもの道を、いつものペースで歩くとき、脳はほとんど「省エネモード」。新しい刺激が少ないと、神経回路も鍛えられにくくなります。
つまり歩数を稼ぐだけでは、脳への効果は限定的だと言えます。
脳を鍛える「ながら歩き」の効果
歩行に別の作業を組み合わせる「デュアルタスク」が、脳への刺激を大きく高めます。
2つの動作を同時にこなそうとすると、注意を配分し、情報を素早く処理する力が必要になるためです。歩くための体の制御と、頭を使う作業を同時に行うことで前頭前野が活性化します。
実際に、デイサービスなど高齢者施設でもデュアルタスクトレーニングは広く取り入れられており、認知機能の維持に役立つとされています。
今日からできる3つの「ながら歩き」習慣
特別な道具は必要ありません。いつもの散歩に、ひと工夫加えるだけで立派な脳トレになります。
- 100から7を引き算しながら歩く「計算ウォーク」
- しりとりをしながら歩く
- 景色の中から決めた色のものを探しながら歩く
最初は歩みが遅くなったり、計算を間違えたりして構いません。むしろその「ちょっと難しい」感覚こそが、脳への良い負荷になっています。
転倒予防にもつながる理由
「ながら歩き」は、とっさのバランス能力も同時に鍛えてくれます。
注意が別の作業に向いていても体幹のバランスを保つ力は、日常生活で人とすれ違ったり段差に気づいたりする場面でそのまま活きてくるためです。
デイサービスの機能訓練でデュアルタスクが重視されるのも、この「歩きながら考える」場面が転倒予防に直結するからです。
まとめ
- ただ歩くだけでなく「ながら歩き」を取り入れる
- 計算・しりとり・色探しなど手軽にできる
- 転倒予防にもつながる
今日の散歩から、さっそく「ながら歩き」を試してみませんか。さらに視覚刺激から脳神経機能にアプローチしたい方には、1分見るだけで反応速度や覚醒改善が期待できるNeuroBalance VSツールもおすすめです。
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